開発技術系の書籍は分厚く持ち運びに不便なので、電子書籍化してiPadに取り込めれば便利ですよね。
という訳で、今回はツタヤのBOOK ON DEMANDというサービスを利用して自炊(自分で電子書籍化する行為)に挑戦してみました。
ツタヤのBOOK ON DEMANDは、1冊200円(+裁断100円)で持ち込みの書籍を電子書籍(PDF)化するサービスです。
関東圏で唯一BOOK ON DEMANDサービスを提供しているのは、TSUTAYA横浜みなとみらい店だけとなります。
中央階段登り切った正面、レジのすぐ横にBOOK ON DEMANDのコーナーがありました。
レジの店員にBOOK ON DEMANDを利用したいと申し込み、裁断もお願いしますと書籍を渡すと、5分ほど経った頃に裁断した書籍を持ってきてくれました。
ちなみに、カバーや帯は裁断対象外なので、必要な人は前もってカッティングして持ち込んだ方が良いでしょう。
ここからは自分で作業することになります。
TSUTAYAサイドからすれば、コピー機サービスと同じような位置付けとのこと。
BOOK ON DEMANDコーナーには、簡単なマニュアルが用意されているので、初めて自炊に挑戦した私も戸惑うこと無く操作出来ました。
マニュアル通りに取込ソフトを設定して、スキャナ本体のSCANボタンを押してスキャン開始。
スキャン自体は大変スムーズで、これで本当に両面スキャン出来ているの?と不安に思うほど。
175頁の書籍をスキャンするのにおよそ10分程度。
ここまでは順調に速いのですが、取込が終わるとPC側でテキストの認識という作業が行われます。(所謂OCRというやつですね)
この作業が案外と時間がかかり、30分程度掛かりました。
この間は何もやることがなく暇なので、何か暇つぶしになるものを用意していた方が良さそうです。
全ての工程が終わると、PCのローカル内にPDFとして保存されますので、持参したUSBメモリ等にコピーして持ち帰ります。
PC自体はネットワークに繋がっていないのですが、誰かが意図的にウィルスを仕込んでいったらと思うと怖いですね。
自分のPCにコピーする際は、必ずウィルススキャンを掛けてから取り込んだ方が良いでしょう。
今回は175頁、A4変則版の書籍でしたが、申し込みから全ての工程が終了するのに、およそ50分程度掛かりました。(ファイルサイズは73MB程度でした)
今回初めての自炊に挑戦でしたが、拍子抜けするほど簡単でした。
今後もこのサービス利用して行きたいと思います。