ミライカは創立前から、シニア向けのITサービスを模索してきたのですが、その第一弾サービスが、やっと試験導入まで漕ぎ着くことが出来ました。
その名もTimeTraveler(タイムトラベラー)。
今流行りの「自分史」を作成するiPad用のアプリです。
自分の写真に日付や場所、思い出等を記載していき、自分だけの年代史を作るというものです。
昔のことを思い出すことで脳の活性を促し、思い出話でコミュニケーションを盛り上げる。
更にはiPadというデバイスを使ってもらうことで脳を刺激する。
そのような狙いがあります。
(アプリについての詳細な機能につては近日中にHPに公開予定です)
そのTimeTravelerですが、まずは試験導入という形でデイサービス施設で使って頂き、機能面やビジネスモデルを確立して行こうということになりました。
協力頂いたのは、仏生山学舎というデイサービス施設です。
仏生山学舎さんは、頭と体の両面をケアすることで認知症や寝たきりを予防しようというコンセプトのデイサービス施設です。
実はTimeTraveler自体、仏生山学舎さんからアイデアを頂いたもので、介護業界に疎い私達にいつも親身にアドバイスして頂いています。
この施設を利用されているご老人も、やはり好奇心や向上心の強い方々で、なんと90歳近いのにアメーバピグをやっているという方もいらっしゃいました。
さて、実際にTimeTravelerを使って頂いた所感ですが、昔話に花を咲かせたり、iPadを一所懸命操作している姿を見て、TimeTravelerの狙いは充分に網羅出来ている感じました。
TimeTravelerはこの先暫く試験導入を行い、2012年5月より本格的なサービス展開をする予定です。
それまでに、施設スタッフの負担を軽減する工夫や、導入コストを抑える仕組みなどビジネス面を強化していかなければなりません。
まだまだ、サービスとして完成されたものではありませんが、皆様にお披露目する日を目指して、ブラッシュアップしていきます。